矯正治療について矯正中のケア

矯正治療中のケア

歯磨きのトレーニング

当院では、矯正治療の開始前に必ず歯磨きのトレーニングを受けていただくシステムをとっています。もちろん矯正治療中で装置がついたお口の中を清潔に保つためのトレーニングとしての意味もあります。
ですがそれよりも、矯正治療を始めることをきっかけとして、いままでよりいっそう歯磨きの腕を磨いていただき、歯並びがよくなった後もずっと歯と歯ぐきの健康を保っていただきたいと、私たちは願っています。

             

舌のトレーニング〈MFT〉

物をのみこむ時、舌で歯を強く押すと、歯並びが悪くなり、はっきりしない発音になります。ひどい場合には、あごの骨の形も変えてしまいます。このような、まちがった舌の動きを舌癖と呼びます。

当院では(すきっ歯、開咬)などで、お口の周りの筋肉のバランスがとれていない人のために、舌のトレーニング〈MFT〉を受けていただくシステムがあります。このバランスのくずれが不正咬合の原因の一つと考えられます。トレーニングによって矯正治療がよりスムーズに進み、後戻りしにくい歯並びにすることができます。

舌癖は治療期間を長引かせます。治療が終わってからも咬み合わせが不安定になります。
本人のやる気と毎日の練習が大切です。ご家族のご協力お願いします。