矯正治療について矯正治療のメリット

おそらく皆様の一番気になることは、でこぼこ、出っ歯、うけ口などの見た目の美しさに関することだと思います。しかし、矯正治療をすることによるメリットはそれだけではありません。

矯正治療は、自分が本来持っているもの（歯や歯の周りの組織、筋肉）を生かして、美しく、そして食べる、話すといった大事な機能がスムーズに行えるような歯並びと咬み合わせをつくることを目的とします。

治療の変化はゆっくりですが、治療が終わった後も長くその美しさと機能が保たれるのが最大の特徴です。

（1）歯並びについては、でこぼこ（叢生）
（2）咬み合わせに関しては、うけ口（下顎前突）
（3）出っ歯（上顎前突）
（4）前歯が咬み合わない（開咬）

歯の数や大きさにあごの大きさがあわない場合、歯並びのでこぼこが出てきますし、下あごが大きい場合は咬み合わせがうけ口になりやすく、小さい場合は出っ歯となることが多く見られます。

あごが痛い（あごの周りの筋肉が痛い、関節が痛い）などの悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
もちろん、すべてが矯正治療でよくなるわけではありませんが、当院で検査を受けていただくことにより原因がわかってくることもあります。必要な場合には適切な専門の先生をご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。

お子様がいる皆様からは「矯正治療はいつごろ始めればいいの？」
社会人の皆様からは「矯正治療はいくつになってもできるの？」という質問が寄せられることがあります。矯正治療に関しては、まだ早すぎる、もう遅すぎるといったことは決してありません。

お子様の場合、永久歯が生え始めてから矯正の相談にいらっしゃることが多いのですが、咬み合わせに問題のある場合などは、早期に簡単な装置で問題をなおしてしまうこともあります。（第1期治療）

さらに、早ければ早いほど、その後のあごの成長に悪い影響を与える問題にアタックすることができるので、結果として、すべて永久歯に生え変わった後のブラケットとワイヤーを使った治療（第2期治療）が短くて済むことが期待できます。